梅雨が早めに明けたと思いきや微妙に蒸し暑さが復活して続いてるようで、7月末になっても梅雨時のような皮膚病や外耳炎のワンちゃんなどが多く来られています。
また、ここ最近、思い出深いワンちゃん猫さんが亡くなられることが多い印象です。
また、ここ最近、思い出深いワンちゃん猫さんが亡くなられることが多い印象です。
もしかしたら、例年と変わりないのかもしれませんが、持病があり通院されていた馴染みだった子たちが「もう居ないんだな・・・」とふと振り返って思うことが最近多いです。
医療的なこともありますが、その子たちと飼い主さんが、幸せだったのかどうか、そうであったら良いのですが・・・という気持ちにはなります。
2009年に開院して16年半です。
開院当初子犬子猫だった子たちも多くが亡くなり、元気な子はご長寿です。
動物病院の仕事と人間の医療との一番の違いは、一生をトータルで見ることと、亡くなることは確実に切り離せない仕事だということです。
当たり前ですが、人間の医療では子供だった患者さんが自分より先に老いていくことはありません。
医療的なこともありますが、その子たちと飼い主さんが、幸せだったのかどうか、そうであったら良いのですが・・・という気持ちにはなります。
2009年に開院して16年半です。
開院当初子犬子猫だった子たちも多くが亡くなり、元気な子はご長寿です。
動物病院の仕事と人間の医療との一番の違いは、一生をトータルで見ることと、亡くなることは確実に切り離せない仕事だということです。
当たり前ですが、人間の医療では子供だった患者さんが自分より先に老いていくことはありません。
また、診療科目によって、亡くなるということにまず触れない科目と、亡くなることを見ることがある科目と分かれるでしょう。
当院の基本的な考え方として「できるだけストレスを発生させない」ことを重視しています。
その動物の一生をトータルで見ていく場合、戦う病気、お付き合いする病気、あえて戦わずに緩和する病気、といった状況判断により個別の治療方針を立てることが肝要です。
さらに、治療で負荷をかけることでその先が明るい場合とそうでない場合、明るければ積極的に取り組むかどうかの検討、明るくない場合は一か八かでやるか、極力ストレス回避の方向で動くか、などをケースバイケースで考えることが仕事のキモかな、とも思います。
皮膚病などは、かゆいことが続くとずっとストレスになるのでうまくコントロールすべきですし、関節炎痛や腰痛など慢性的なものはやはり痛みのストレスが続くのでうまくコントロールするように努めます。
獣医が私一人、あとスタッフが日によって3~5人の状況ですので、できることは限られます。大した手術もできません。
ですが、内科的なことや、理学療法などは当院の規模でもできることが多いので、17年目の現在は日々の仕事の多くがそういった内容です。
それでも、亡くなった子たちとその飼い主さんには、当院は十分なことをしてあげられただろうか、と自問自答することもあります。
飼い主さんは、私から見てもその動物に十分なことをしてあげられていたと思うことばかりなので、何が足りなかったということを考える必要はありませんよ、と話しすることは多いのですが・・・
ですが、内科的なことや、理学療法などは当院の規模でもできることが多いので、17年目の現在は日々の仕事の多くがそういった内容です。
それでも、亡くなった子たちとその飼い主さんには、当院は十分なことをしてあげられただろうか、と自問自答することもあります。
飼い主さんは、私から見てもその動物に十分なことをしてあげられていたと思うことばかりなので、何が足りなかったということを考える必要はありませんよ、と話しすることは多いのですが・・・
究極的には、我々の仕事は、飼い主さんがその動物を円満に見送ることができるようにコーディネートできたかどうかが全てだとも思うのですが、そこに関してはおそらく我々も永遠に完全な答えにはたどり着かないでしょう。
それでも、日々コツコツとやっていくしかありません。
それでも、日々コツコツとやっていくしかありません。
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高知 きたむら動物病院
犬と猫の一般診療・内科・皮膚科・内分泌・理学療法
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