例年御好評頂いております、2026年病院カレンダー配布はじめました。
ひとご家庭につきひとつ、お配りしています。

寒い時期になってきました。
この時期になると、犬や猫の関節炎症状や腰痛の悪化、猫では排尿の回数が減り尿が濃くなることに影響されやすい尿石症や、腰痛などの痛みに由来する便秘やストレス症状などといったいろいろな影響が出ることが多くなります。
以前も当ブログで御紹介いたしましたが、当院はこういった慢性症状に対し、レーザー治療や電気鍼治療を積極的に行っています。

慢性的な痛みの原因として、犬では関節炎が多いのですが、猫は腰痛が多く、特に骨盤の前後の脊椎の変形が起こると腰痛や排尿排便時の痛みが起こることがあり、犬に比べ猫は圧倒的に便秘が多い主な理由の一つと考えています。
腰痛のストレスにより、いわゆる「吐き癖」の増加や、いわゆる「舐めハゲ」まで起こしてしまうこともあり、猫はストレスを受けやすい生き物である、というのは合っているとは思うのですが、そのストレス源が腰痛だったなんてことも私の主観ではありますが、珍しいことでは無いように感じます。
人間は、セルフケアと言いますか、お風呂に長く浸かる、湿布を張るといったことができますが、犬や猫の場合は気づいてあげられないと何もできません。
犬は歩き方の異常などがわかることもありますが、猫の腰痛などはあまり歩きたがらない、じっとしているといったことが症状だったり、「背中や腰を撫でようとすると怒る」ということが症状だったりすることもあり得ます。
今はそういった疼痛管理用の注射薬なども出ておりますが、当院では前述したレーザー治療や電気鍼治療が有効なワンちゃん猫さんが多くおられるため、この治療で対応できそうな子はできる限り対応するようにしています。
残念ながら、きつい便秘の猫がレーザー治療や電気鍼治療を行ったから便秘が解消する、ということはあまりないのですが、してあげるとやはりラクそうではあります。
そもそも慢性的な痛みを抱えていたこと自体が診察時に判明することがほとんどなので、まず犬や猫は痛みを抱えて生きていることがあること、治療してあげるとラクになる子が多いこと、高齢で慢性的な症状の場合「うまく症状を散らしてつきあっていく」ことが大切であることをご説明ご理解頂き、治療にあたっています。
20年位昔を振り返るとまだ勤務医だった若い頃、今思えばあの犬や猫はおそらく痛みを抱えていた、ストレスを抱えていた可能性があったな、気づかず治療せずに天寿を全うしてたな、と思うこともあり、当時は経験も知識も浅かったがゆえに申し訳ないことしたな、とも思います。
こうしたことは教科書的に診断方法はこれ、とはっきりしているわけでもなく、せいぜいレントゲン検査を行い「ここに脊椎の変形がありますね」ということがわかるくらいです。しかし、痛みは検査で判明するものではないため、まずは触診で痛みはありそうかどうかを判定しています。
なので、ある程度年齢が行った犬や猫で「急に動きが悪い」「急に食欲が減った」「吐き癖が増えた」「何も変わったことが無いのにストレス症状に見える」「怒りっぽくなった」場合など、要因の一つに疼痛症状の可能性を考えて診療しています。(もちろんそれ以外のことも多々あるためいろいろな可能性を考慮しながらです)
しかし時代の流れと言いますか、現代はこたつがある御家庭は減ったと思うのですが、昔ながらの「猫はこたつで丸くなる」というのは・・・実は腰痛症状などに「こたつで自然と対策が出来ていた」んだろうなと思ったりもしています。
もしかして、うちのワンちゃん猫さん、痛み症状あるかもしれない・・・?
とお感じになられたら、まずは触診から、ということで、診察にお連れください。
まあ、私自身が腰椎ヘルニアやっていて、腰痛持ちなんで、こういう感覚が出来たのかもしれません。
時間変更
12月13日(土)
午前受付 9:00~11:30
午後 休診
年末年始予定
12月27日(土)
午前 通常診療
午後 休診
12月28日~1月4日まで 休診
※この間、例年通り何日か急患対応時間を設けますが、ギリギリに決まるので決まり次第告知します。
1月5日(月) 通常診療