当院でよく行う処置のうちのひとつに、「局所麻酔で可能な簡単な外科」があります。
例えば、「全身麻酔をかけるほどでもないなあ~」といった、高齢になるにつれできてくる「イボ」などを局所麻酔で除去するといったことは日常的に行っています。

イボを除去する際は、局所麻酔を行い、レーザーにて除去します。
ほとんどのイボ除去は1個につき数分で終わります。

除去後、クレーター状になります。
3週間から1か月くらいしたら、新たな皮膚が出来てきます。
それまでの間、かさぶたが出来てネチャネチャしてしまうことなどがあった場合は、きれいにする処置をします。
イボ除去を行う場合は、まずそのイボがレーザー処置の適応かどうか診察にて判断します。イボに見えても皮膚がんなどの可能性がある場合は調べます。
良性悪性の判断だけであれば放っておいても良いイボもあるのですが、ワンちゃんが気にして舐める、出血する、かさぶたが出来ては剥がれを繰り返すなどといった、生活の質を落とす場合には、除去してあげたほうが良いことも多いです。
イボ取りをご希望の飼い主さんはまず動物をお連れ頂き受診してください。診察後、日程を決めます。
なお、咬む、暴れるなどといった動物の性質により、局所麻酔では対応できないことがあります。イボの形状や大きさ、場所によってはできないこともあります。
犬と猫の一般診療・内科・皮膚科・内分泌・理学療法
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