高知 きたむら動物病院blog

四国高知にて2009年1月に開院いたしました動物病院のブログです。webは→http://kita-ah.com

アロペシアXの話。

今年は当院の特徴的な事柄をいろいろと書いているんですが、その中でもおそらくこれ以上独特なことはなさそうな「アロペシアX」について。

アロペシアX、脱毛X、ポメラニアン脱毛症、古くは偽クッシングなどとも呼ばれていた、ポメラニアンに多く見られる脱毛症です。

アロペシアXは、昔からポメラニアンに多い脱毛として認識されていますが、他の犬種でもまれに発生します。甲状腺や副腎以外の何らかのホルモンバランスの不均衡により発生すると考えられていますが、その要因が多岐に渡る可能性があるため、なかなか治療に苦渋する、しかも、見た目だけの問題のようなので現実的には「無治療」も選択肢に入る皮膚病です。(甲状腺機能低下症を併発しているケースもあります。)

 

ホルモンにはいろいろな種類がありますが、例えばコレステロールから合成されるホルモンだけでも簡単に書いても以下のようになり、

これらのどこに異変があるのか特定は不可能という状況です。

(このスライドはもう10年以上前に、他の病院さんに依頼されて作成したものの一部です。当時と基本的な方針は変わってません。)

 

オスのアロペシアXの場合、去勢により発毛することもあるため、その場合は男性ホルモン(テストステロン)により毛周期が短くなる、ヒトのAGAと似たような病態であると考えられますが、

アロペシアXはメスでも去勢済みのオスでも発生するため、それだとテストステロンだけでは説明がつきません。

 

おそらくホルモンバランスの不均衡に個体差があると推測しているため、現実的には「治療してみないとわからない」しかも「ホルモンだけではなく皮膚、肌質にも個体差がある」と考えています。

 

当院は、神奈川県藤沢市にあった米倉動物病院の故 米倉督雄先生考案の治療方針を受け継いだアロペシアX治療を行っています。

米倉督雄先生はアロペシアXを独自に長年研究され、私が師事した2008年当時でようやくアロペシアXの処方が決まってきた、というお話をされていました。

その治療方針は非常に独特で、正直なところ受け継いでいる私でも難解に感じるところが多いのですが、現実的にはその治療にて発毛する子は多いです。

当院にてアロペシアXの治療を行ったワンちゃんは7割程度は発毛し、3割は、全く反応が無い、1度少し発毛したけどまだ脱毛した、治療したけど脱毛が進んだ、等々、同じ方針の治療をしているにも関わらず経過に差があるのは、やはりホルモンの不均衡の個体差であろうと感じています。

(色合いが違うのでわかりにくいですが上が半年経過時点、下が初診時の同じワンちゃんの左側腹部です。)

この治療は、発毛してるかな?と感じるのが早くても3~4カ月、8か月から1年程度治療しても反応が無かったら難しいかもしれないというような、とにかく根気が必要です。また、発毛しても治療をやめると再脱毛することがあるため、発毛しても継続します。(余談ですが、この治療期間の目安もヒトのAGA治療と似ているようです。)

 

発毛後、コストカット目的で減薬することはありますが、再脱毛すると同じ治療してまた発毛するかどうかも何とも言えないこともあるので悩ましいところです。

また、膿皮症のような他の皮膚病を併発しやすいワンちゃんがいるため、保湿剤などの肌質対策を行うこともあります。

多くのワンちゃんはこの治療による副作用は無いようです。
稀なケースで、体質的に合わないワンちゃんがいて肝臓の数値が極端に上がることがあったのでそのワンちゃんは治療を終了しました。

というように、師事し受け継いだ治療を行ってはいるものの、それで解決、といくわけでもなく、うまくいくかどうか本当にケースバイケース、個別対応で経過を観察していく必要があります。

じっくり治療してみないと有効かどうかわからない、結果を保証できる治療ではない(そもそも医療とはそういうものですが)ので、当院は積極的にアロペシアXの治療をやります!という考えではないのですが、おそらくこの治療を行っている動物病院は数少ないと思いますので、世の中にはこういう治療もある、ということで・・・もし、治療をご検討される方がおられましたら受診されてください。


診療時間変更
10月20日(月) 午前 休診 午後 通常診療


犬と猫の一般診療・内科・皮膚科・内分泌・理学療法
高知県高知市北川添24-27 088-880-5123
休診日 水曜日 日曜日 祝日
受付時間 
月・火・木・金・土
9:00-12:00 14:30-17:45



イボ取りのすすめ。

当院でよく行う処置のうちのひとつに、「局所麻酔で可能な簡単な外科」があります。

例えば、「全身麻酔をかけるほどでもないなあ~」といった、高齢になるにつれできてくる「イボ」などを局所麻酔で除去するといったことは日常的に行っています。

イボを除去する際は、局所麻酔を行い、レーザーにて除去します。
ほとんどのイボ除去は1個につき数分で終わります。



除去後、クレーター状になります。
3週間から1か月くらいしたら、新たな皮膚が出来てきます。

それまでの間、かさぶたが出来てネチャネチャしてしまうことなどがあった場合は、きれいにする処置をします。

イボ除去を行う場合は、まずそのイボがレーザー処置の適応かどうか診察にて判断します。イボに見えても皮膚がんなどの可能性がある場合は調べます。

良性悪性の判断だけであれば放っておいても良いイボもあるのですが、ワンちゃんが気にして舐める、出血する、かさぶたが出来ては剥がれを繰り返すなどといった、生活の質を落とす場合には、除去してあげたほうが良いことも多いです。

イボ取りをご希望の飼い主さんはまず動物をお連れ頂き受診してください。診察後、日程を決めます。

なお、咬む、暴れるなどといった動物の性質により、局所麻酔では対応できないことがあります。イボの形状や大きさ、場所によってはできないこともあります。

 

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治りづらい膿皮症のお話。

前回の記事で、「膿皮症」という細菌性の皮膚病に触れました。この膿皮症という病気、犬ではかなりの「よくある皮膚病」なんですが、きちんと見立てて方針を決め要領よく治療しないと治癒が難しい、再発が多い皮膚病でもあります。
 
膿皮症の原因となる細菌は基本的に「常在細菌」すなわちもともと皮膚にいる、皮膚に乗っている細菌です。常在菌なので、皮膚に乗っているだけであれば悪さをしない、はずですが・・・

膿皮症は「皮膚感染症」なので、本来皮膚に乗っているだけの細菌が感染を引き起こしてしまうにはいくつかの要因があります。

簡単に言うと「異常に細菌が増えすぎる」「乗っている皮膚が壊れる」「湿気などで湿潤する」「そもそも感染しやすい皮膚になってしまっている」といったことです。

膿皮症の発生は梅雨時から10月くらいまでが多く見られます。湿度の上昇とともに出てくるので、毎年梅雨時から被毛の根元が蒸れて「膿皮症の時期が来たな」と感じます。真冬でも膿皮症を発生する犬はおりますが、そもそも感染しやすい、再発しやすい犬が多いです。
関東で勤務医していたときよりも、高知で開業し仕事し始めて本当に湿度の影響が強いと感じる日々です。また、夏に川で泳いだ後や雨で全身ずぶ濡れになってタオルドライだけ、ということがあった後に数日して全身膿皮症や毛包炎になるワンちゃんも毎年来られます。

私が師事した故 米倉督雄先生は膿皮症の発生要因にシャンプーによる皮膚表面の刺激や、乾かし残しによる被毛の根元と皮膚表面の湿潤などがあると考えていました。私も同じように考えています。

皮膚の表面の「皮脂膜」がベールしているもちもちの皮膚には常在菌が「乗っているだけ」ですが、脆弱だったりふけがおおかったり、いかにも感染しやすそうな皮膚はシャンプーして数日後に悪化する場合があるようです。

もちろん、シャンプーが有効なワンちゃんも多くいると思います。しかし、肌質というのは千差万別です。人間のニキビ治療でも、洗顔したほうがいい場合と、洗顔すると照り返しが強くあまり頻繫に洗顔しないほうがいい場合などあります。

当院に来られる、経過が長い、慢性化した膿皮症のワンちゃんは、たまたまシャンプーという行為が合ってなかっただけだと思うので、シャンプーを否定するわけではなく、そうしないほうがいい肌質ということもある、というだけのことです。

肌質が落ちる要因には、食事などもありますが、当院で頻繁に行う検査として「甲状腺機能検査」があります。教科書的には「中齢から高齢に多い」「コレステロール値が上がる」「かゆみは見られない」とありますが、4歳くらいのワンちゃんでもたまに引っかかりますし、コレステロール値が上がっていたら「あやしい」とは感じますが、上がっていない犬も普通におります。
 
甲状腺機能低下症だけではかゆみは無いかもしれませんが、そもそも痒くなる皮膚病を発生しやすい重要な要因であり、またもともと痒い皮膚病を持っていたらさらに悪化する要因です。
 
ですので、当院では再発が多い、治りづらい膿皮症は甲状腺機能検査は積極的に行っています。

治りづらい膿皮症のもう一つの要因に「耐性菌」があります。
当院に来られる治りづらい膿皮症のワンちゃんの多くが、「薬剤耐性菌」いわゆる抗生物質が効きにくくなっている細菌になっています。

この耐性菌問題が最も頭を悩ませます。
皮膚感染症なので、抗生物質や消毒外用などの殺菌治療と、壊れている皮膚を回復させる肌質を改善する治療を並行して行うのですが、耐性菌になっていると最初の「殺菌治療」からまず難航します。

飲み薬の抗生剤頼みだと行き詰まることが多く、患部局所の治療も合わせながら保湿剤や食事の改善、甲状腺の問題があったらそれも並行し・・・ということが日常的な仕事です。
 
折角治ってもできるだけ再発が無いようお話しし経過もチェックし・・・といった、「良くなるのは手間暇かかる。悪化は一瞬。」といったことがある皮膚病なので、膿皮症を起こしやすいワンちゃんと飼い主さんは「並走するようなお付き合い」になることが多いです。
 
当院に子犬のころから来られているようなワンちゃんの膿皮症の場合は、基本原則に忠実な「まず消毒だけで治療してみる」「子犬に使うべき抗生物質から使う」「初発の症状に使うべき抗生物質から使う」といった、できるだけ段階を踏んだ抗生剤の使い方を行うようにしており、

長い目で見て、あまり「効果が高いものじゃないと効かない」という事態をできるだけ引き起こさないように心がけています。

この皮膚病はホントによくある、ありふれているので、できるだけ取りこぼしが無いように治療したいものです。
 

診療時間変更
9月27日(土)
午前受付 9:00~11:30 
午後休診

10月20日(月)

午前休診
午後 通常診療

以上どうぞよろしくお願いいたします。

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やっと8月おわり。9月の時間変更予定。

今月は何故か昨年よりも忙しいうえに、8月は子供の夏休み月間ということで…毎年のことですが休みの日も仕事がある時間以外は子供と朝から晩まで過ごすことが多いので、楽しい日々ではありますが、とにかく疲労が取れないまま過ごしています。

この時期は夏場になって皮膚病が発生し、治療しているけどもなかなか治らず…といったご相談、特にワンちゃんが多いです。
こういったご相談の皮膚病は「膿皮症」「皮膚炎」「外耳炎」が圧倒的に多く、またこの時期は悪化要因に湿度が関連する、被毛の根元が蒸れて悪化することが大半です。


(広範囲の症状でかゆみがかなり強い膿皮症。消毒すると早く治るので毛刈りしています。)

診断と治療はすぐに決まるのですが、よくご相談されるのが「防ぐ方法はありませんか?」ということですが…

極端な話、季節性の症状悪化を防ぐには「高温多湿から逃げる」、究極的には梅雨から11月くらいまで北海道なり欧州なりで過ごす、ということを、冗談に聞こえますが本当のこととしてよくお話しします。

避暑は現実的ではないので、最も重要なのは冷房(除湿)なんですが…当たり前のことですね…。
このタイプの皮膚病は11月に入るとやっと発生率が下がってきますが、それまでは本当によく見ます。

もちろん、薬剤耐性菌や甲状腺などのホルモン病などの要因があることも珍しくなく、治りにくい場合は治りにくいなりの治療計画を個別で考えるようにしています。

実感として、やっぱり関東で勤務医していたときよりも、高知で開業してから「高温多湿が悪化要因」の皮膚病が多いな…と本当に思います。

9月は時間変更があります。

9月27日(土)
午前受付 9:00~11:30
午後 休診

よろしくお願い致します。

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休診日のお話。

私が開業以来ずっと続けている、「休診日の仕事の仕方」について。

休診日をどう対応するか、各病院によっていろいろです。

自分が勤務医の時の経験ですと、休診日はスタッフが交代制で一人当番の病院、
休診日は院長がすべて行いスタッフは完全休みの病院、スタッフが多くそもそも休診日がない病院などなど。

高知のような地方では、当院のように獣医が一人だったり2人だったりの病院も多く、休みも取らず働き続けるというのは現実的ではありません。
よって、時間的なメリハリをつけることで心身ともに過労にならないように
管理する必要があります。

当院は、「休診日前日の診察にて、具合が悪く翌日も診察や処置が必要なワンちゃん猫さん」に対しては、休診日に「時間指定で」対応しています。
電話はつながらないようにしています。

開業当初、休診日もできるだけの対応していたのですが、休診日だろうと構わず入ってこられる方、時間指定に来られない方や、連れてこられるかどうか迷うとのことで3、40分おきに電話してこられる方など、端的に言うと「とても身が持たない」ことがいろいろありました。
過去の記事で書きましたが、私は基本的に電話が苦手なこともあります。

現在は、休診日前日の容態を鑑みて、獣医師の判断として必要な方に限り対応するようになりました。

それも、年に何日かはどうしても対応できない日もあります。
そのような時は、いくつかの懇意にしていただいている先生に当院が対応できない日の処置などをお願いすることもあります。
こいうった際にも横のつながりのありがたみも感じます。

できる範囲でできることをできるだけさせていただいているつもりですが、ひとり獣医ゆえにできることには限りがあります。

限りがあることも含め御理解いただいている方ばかりで本当にご協力いただきなんとか仕事させていただいている状況です。

休診日のことに限らず、続けられない内容の仕事は最終的には「当院では対応不可」にせざるを得ないので・・・。

ひとり獣医でほかに獣医がいないのでまあ当たり前なんですが、院長たるものスタッフがいても休診日もちゃんと対応する、と身をもって教えていただいたのは開業前に3年間勤務させていただいた横須賀の病院の院長です。
仮に当院に複数獣医がいたとしても休診日は自分が対応したと思います。

今後も年々体力的には下がっていくことは間違いないので、できるだけ「診療日の仕事をコンスタントにできること」をしっかり死守できるように努めたいものです。

ということで今度の日曜日から連休します。

8月17日(日)定休日
8月18日(月)臨時休診
8月19日(火)臨時休診
8月20日(水)定休日
※8月17日~20日ペットホテルもお休みします。

以上どうぞよろしくお願いいたします。

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7月おわり。つらつらと雑記。

梅雨が早めに明けたと思いきや微妙に蒸し暑さが復活して続いてるようで、7月末になっても梅雨時のような皮膚病や外耳炎のワンちゃんなどが多く来られています。

また、ここ最近、思い出深いワンちゃん猫さんが亡くなられることが多い印象です。

もしかしたら、例年と変わりないのかもしれませんが、持病があり通院されていた馴染みだった子たちが「もう居ないんだな・・・」とふと振り返って思うことが最近多いです。

医療的なこともありますが、その子たちと飼い主さんが、幸せだったのかどうか、そうであったら良いのですが・・・という気持ちにはなります。

2009年に開院して16年半です。
開院当初子犬子猫だった子たちも多くが亡くなり、元気な子はご長寿です。

動物病院の仕事と人間の医療との一番の違いは、一生をトータルで見ることと、亡くなることは確実に切り離せない仕事だということです。

当たり前ですが、人間の医療では子供だった患者さんが自分より先に老いていくことはありません。

また、診療科目によって、亡くなるということにまず触れない科目と、亡くなることを見ることがある科目と分かれるでしょう。

当院の基本的な考え方として「できるだけストレスを発生させない」ことを重視しています。

その動物の一生をトータルで見ていく場合、戦う病気、お付き合いする病気、あえて戦わずに緩和する病気、といった状況判断により個別の治療方針を立てることが肝要です。

さらに、治療で負荷をかけることでその先が明るい場合とそうでない場合、明るければ積極的に取り組むかどうかの検討、明るくない場合は一か八かでやるか、極力ストレス回避の方向で動くか、などをケースバイケースで考えることが仕事のキモかな、とも思います。

皮膚病などは、かゆいことが続くとずっとストレスになるのでうまくコントロールすべきですし、関節炎痛や腰痛など慢性的なものはやはり痛みのストレスが続くのでうまくコントロールするように努めます。

獣医が私一人、あとスタッフが日によって3~5人の状況ですので、できることは限られます。大した手術もできません。
ですが、内科的なことや、理学療法などは当院の規模でもできることが多いので、17年目の現在は日々の仕事の多くがそういった内容です。

それでも、亡くなった子たちとその飼い主さんには、当院は十分なことをしてあげられただろうか、と自問自答することもあります。

飼い主さんは、私から見てもその動物に十分なことをしてあげられていたと思うことばかりなので、何が足りなかったということを考える必要はありませんよ、と話しすることは多いのですが・・・

究極的には、我々の仕事は、飼い主さんがその動物を円満に見送ることができるようにコーディネートできたかどうかが全てだとも思うのですが、そこに関してはおそらく我々も永遠に完全な答えにはたどり着かないでしょう。

それでも、日々コツコツとやっていくしかありません。

臨時休診のお知らせ

7月30日(水)定休日
7月31日(木)臨時休診

8月17日(日)定休日
8月18日(月)臨時休診
8月19日(火)臨時休診
8月20日(水)定休日
※8月17日~20日ペットホテルもお休みします。

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七夕でした。臨時休診のお知らせ。




今年も恒例の、待合室にて七夕飾りしました。
今年は晴れましたね。

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※8月17日~20日ペットホテルもお休みします。

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