高知 きたむら動物病院blog

四国高知にて2009年1月に開院いたしました動物病院のブログです。webは→http://kita-ah.com

イボ取りのすすめ。

当院でよく行う処置のうちのひとつに、「局所麻酔で可能な簡単な外科」があります。

例えば、「全身麻酔をかけるほどでもないなあ~」といった、高齢になるにつれできてくる「イボ」などを局所麻酔で除去するといったことは日常的に行っています。

イボを除去する際は、局所麻酔を行い、レーザーにて除去します。
ほとんどのイボ除去は1個につき数分で終わります。



除去後、クレーター状になります。
3週間から1か月くらいしたら、新たな皮膚が出来てきます。

それまでの間、かさぶたが出来てネチャネチャしてしまうことなどがあった場合は、きれいにする処置をします。

イボ除去を行う場合は、まずそのイボがレーザー処置の適応かどうか診察にて判断します。イボに見えても皮膚がんなどの可能性がある場合は調べます。

良性悪性の判断だけであれば放っておいても良いイボもあるのですが、ワンちゃんが気にして舐める、出血する、かさぶたが出来ては剥がれを繰り返すなどといった、生活の質を落とす場合には、除去してあげたほうが良いことも多いです。

イボ取りをご希望の飼い主さんはまず動物をお連れ頂き受診してください。診察後、日程を決めます。

なお、咬む、暴れるなどといった動物の性質により、局所麻酔では対応できないことがあります。イボの形状や大きさ、場所によってはできないこともあります。

 

犬と猫の一般診療・内科・皮膚科・内分泌・理学療法
高知県高知市北川添24-27 088-880-5123
休診日 水曜日 日曜日 祝日
受付時間 
月・火・木・金・土
9:00-12:00 14:30-17:45

治りづらい膿皮症のお話。

前回の記事で、「膿皮症」という細菌性の皮膚病に触れました。この膿皮症という病気、犬ではかなりの「よくある皮膚病」なんですが、きちんと見立てて方針を決め要領よく治療しないと治癒が難しい、再発が多い皮膚病でもあります。
 
膿皮症の原因となる細菌は基本的に「常在細菌」すなわちもともと皮膚にいる、皮膚に乗っている細菌です。常在菌なので、皮膚に乗っているだけであれば悪さをしない、はずですが・・・

膿皮症は「皮膚感染症」なので、本来皮膚に乗っているだけの細菌が感染を引き起こしてしまうにはいくつかの要因があります。

簡単に言うと「異常に細菌が増えすぎる」「乗っている皮膚が壊れる」「湿気などで湿潤する」「そもそも感染しやすい皮膚になってしまっている」といったことです。

膿皮症の発生は梅雨時から10月くらいまでが多く見られます。湿度の上昇とともに出てくるので、毎年梅雨時から被毛の根元が蒸れて「膿皮症の時期が来たな」と感じます。真冬でも膿皮症を発生する犬はおりますが、そもそも感染しやすい、再発しやすい犬が多いです。
関東で勤務医していたときよりも、高知で開業し仕事し始めて本当に湿度の影響が強いと感じる日々です。また、夏に川で泳いだ後や雨で全身ずぶ濡れになってタオルドライだけ、ということがあった後に数日して全身膿皮症や毛包炎になるワンちゃんも毎年来られます。

私が師事した故 米倉督雄先生は膿皮症の発生要因にシャンプーによる皮膚表面の刺激や、乾かし残しによる被毛の根元と皮膚表面の湿潤などがあると考えていました。私も同じように考えています。

皮膚の表面の「皮脂膜」がベールしているもちもちの皮膚には常在菌が「乗っているだけ」ですが、脆弱だったりふけがおおかったり、いかにも感染しやすそうな皮膚はシャンプーして数日後に悪化する場合があるようです。

もちろん、シャンプーが有効なワンちゃんも多くいると思います。しかし、肌質というのは千差万別です。人間のニキビ治療でも、洗顔したほうがいい場合と、洗顔すると照り返しが強くあまり頻繫に洗顔しないほうがいい場合などあります。

当院に来られる、経過が長い、慢性化した膿皮症のワンちゃんは、たまたまシャンプーという行為が合ってなかっただけだと思うので、シャンプーを否定するわけではなく、そうしないほうがいい肌質ということもある、というだけのことです。

肌質が落ちる要因には、食事などもありますが、当院で頻繁に行う検査として「甲状腺機能検査」があります。教科書的には「中齢から高齢に多い」「コレステロール値が上がる」「かゆみは見られない」とありますが、4歳くらいのワンちゃんでもたまに引っかかりますし、コレステロール値が上がっていたら「あやしい」とは感じますが、上がっていない犬も普通におります。
 
甲状腺機能低下症だけではかゆみは無いかもしれませんが、そもそも痒くなる皮膚病を発生しやすい重要な要因であり、またもともと痒い皮膚病を持っていたらさらに悪化する要因です。
 
ですので、当院では再発が多い、治りづらい膿皮症は甲状腺機能検査は積極的に行っています。

治りづらい膿皮症のもう一つの要因に「耐性菌」があります。
当院に来られる治りづらい膿皮症のワンちゃんの多くが、「薬剤耐性菌」いわゆる抗生物質が効きにくくなっている細菌になっています。

この耐性菌問題が最も頭を悩ませます。
皮膚感染症なので、抗生物質や消毒外用などの殺菌治療と、壊れている皮膚を回復させる肌質を改善する治療を並行して行うのですが、耐性菌になっていると最初の「殺菌治療」からまず難航します。

飲み薬の抗生剤頼みだと行き詰まることが多く、患部局所の治療も合わせながら保湿剤や食事の改善、甲状腺の問題があったらそれも並行し・・・ということが日常的な仕事です。
 
折角治ってもできるだけ再発が無いようお話しし経過もチェックし・・・といった、「良くなるのは手間暇かかる。悪化は一瞬。」といったことがある皮膚病なので、膿皮症を起こしやすいワンちゃんと飼い主さんは「並走するようなお付き合い」になることが多いです。
 
当院に子犬のころから来られているようなワンちゃんの膿皮症の場合は、基本原則に忠実な「まず消毒だけで治療してみる」「子犬に使うべき抗生物質から使う」「初発の症状に使うべき抗生物質から使う」といった、できるだけ段階を踏んだ抗生剤の使い方を行うようにしており、

長い目で見て、あまり「効果が高いものじゃないと効かない」という事態をできるだけ引き起こさないように心がけています。

この皮膚病はホントによくある、ありふれているので、できるだけ取りこぼしが無いように治療したいものです。
 

診療時間変更
9月27日(土)
午前受付 9:00~11:30 
午後休診

10月20日(月)

午前休診
午後 通常診療

以上どうぞよろしくお願いいたします。

高知 きたむら動物病院
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やっと8月おわり。9月の時間変更予定。

今月は何故か昨年よりも忙しいうえに、8月は子供の夏休み月間ということで…毎年のことですが休みの日も仕事がある時間以外は子供と朝から晩まで過ごすことが多いので、楽しい日々ではありますが、とにかく疲労が取れないまま過ごしています。

この時期は夏場になって皮膚病が発生し、治療しているけどもなかなか治らず…といったご相談、特にワンちゃんが多いです。
こういったご相談の皮膚病は「膿皮症」「皮膚炎」「外耳炎」が圧倒的に多く、またこの時期は悪化要因に湿度が関連する、被毛の根元が蒸れて悪化することが大半です。


(広範囲の症状でかゆみがかなり強い膿皮症。消毒すると早く治るので毛刈りしています。)

診断と治療はすぐに決まるのですが、よくご相談されるのが「防ぐ方法はありませんか?」ということですが…

極端な話、季節性の症状悪化を防ぐには「高温多湿から逃げる」、究極的には梅雨から11月くらいまで北海道なり欧州なりで過ごす、ということを、冗談に聞こえますが本当のこととしてよくお話しします。

避暑は現実的ではないので、最も重要なのは冷房(除湿)なんですが…当たり前のことですね…。
このタイプの皮膚病は11月に入るとやっと発生率が下がってきますが、それまでは本当によく見ます。

もちろん、薬剤耐性菌や甲状腺などのホルモン病などの要因があることも珍しくなく、治りにくい場合は治りにくいなりの治療計画を個別で考えるようにしています。

実感として、やっぱり関東で勤務医していたときよりも、高知で開業してから「高温多湿が悪化要因」の皮膚病が多いな…と本当に思います。

9月は時間変更があります。

9月27日(土)
午前受付 9:00~11:30
午後 休診

よろしくお願い致します。

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休診日のお話。

私が開業以来ずっと続けている、「休診日の仕事の仕方」について。

休診日をどう対応するか、各病院によっていろいろです。

自分が勤務医の時の経験ですと、休診日はスタッフが交代制で一人当番の病院、
休診日は院長がすべて行いスタッフは完全休みの病院、スタッフが多くそもそも休診日がない病院などなど。

高知のような地方では、当院のように獣医が一人だったり2人だったりの病院も多く、休みも取らず働き続けるというのは現実的ではありません。
よって、時間的なメリハリをつけることで心身ともに過労にならないように
管理する必要があります。

当院は、「休診日前日の診察にて、具合が悪く翌日も診察や処置が必要なワンちゃん猫さん」に対しては、休診日に「時間指定で」対応しています。
電話はつながらないようにしています。

開業当初、休診日もできるだけの対応していたのですが、休診日だろうと構わず入ってこられる方、時間指定に来られない方や、連れてこられるかどうか迷うとのことで3、40分おきに電話してこられる方など、端的に言うと「とても身が持たない」ことがいろいろありました。
過去の記事で書きましたが、私は基本的に電話が苦手なこともあります。

現在は、休診日前日の容態を鑑みて、獣医師の判断として必要な方に限り対応するようになりました。

それも、年に何日かはどうしても対応できない日もあります。
そのような時は、いくつかの懇意にしていただいている先生に当院が対応できない日の処置などをお願いすることもあります。
こいうった際にも横のつながりのありがたみも感じます。

できる範囲でできることをできるだけさせていただいているつもりですが、ひとり獣医ゆえにできることには限りがあります。

限りがあることも含め御理解いただいている方ばかりで本当にご協力いただきなんとか仕事させていただいている状況です。

休診日のことに限らず、続けられない内容の仕事は最終的には「当院では対応不可」にせざるを得ないので・・・。

ひとり獣医でほかに獣医がいないのでまあ当たり前なんですが、院長たるものスタッフがいても休診日もちゃんと対応する、と身をもって教えていただいたのは開業前に3年間勤務させていただいた横須賀の病院の院長です。
仮に当院に複数獣医がいたとしても休診日は自分が対応したと思います。

今後も年々体力的には下がっていくことは間違いないので、できるだけ「診療日の仕事をコンスタントにできること」をしっかり死守できるように努めたいものです。

ということで今度の日曜日から連休します。

8月17日(日)定休日
8月18日(月)臨時休診
8月19日(火)臨時休診
8月20日(水)定休日
※8月17日~20日ペットホテルもお休みします。

以上どうぞよろしくお願いいたします。

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7月おわり。つらつらと雑記。

梅雨が早めに明けたと思いきや微妙に蒸し暑さが復活して続いてるようで、7月末になっても梅雨時のような皮膚病や外耳炎のワンちゃんなどが多く来られています。

また、ここ最近、思い出深いワンちゃん猫さんが亡くなられることが多い印象です。

もしかしたら、例年と変わりないのかもしれませんが、持病があり通院されていた馴染みだった子たちが「もう居ないんだな・・・」とふと振り返って思うことが最近多いです。

医療的なこともありますが、その子たちと飼い主さんが、幸せだったのかどうか、そうであったら良いのですが・・・という気持ちにはなります。

2009年に開院して16年半です。
開院当初子犬子猫だった子たちも多くが亡くなり、元気な子はご長寿です。

動物病院の仕事と人間の医療との一番の違いは、一生をトータルで見ることと、亡くなることは確実に切り離せない仕事だということです。

当たり前ですが、人間の医療では子供だった患者さんが自分より先に老いていくことはありません。

また、診療科目によって、亡くなるということにまず触れない科目と、亡くなることを見ることがある科目と分かれるでしょう。

当院の基本的な考え方として「できるだけストレスを発生させない」ことを重視しています。

その動物の一生をトータルで見ていく場合、戦う病気、お付き合いする病気、あえて戦わずに緩和する病気、といった状況判断により個別の治療方針を立てることが肝要です。

さらに、治療で負荷をかけることでその先が明るい場合とそうでない場合、明るければ積極的に取り組むかどうかの検討、明るくない場合は一か八かでやるか、極力ストレス回避の方向で動くか、などをケースバイケースで考えることが仕事のキモかな、とも思います。

皮膚病などは、かゆいことが続くとずっとストレスになるのでうまくコントロールすべきですし、関節炎痛や腰痛など慢性的なものはやはり痛みのストレスが続くのでうまくコントロールするように努めます。

獣医が私一人、あとスタッフが日によって3~5人の状況ですので、できることは限られます。大した手術もできません。
ですが、内科的なことや、理学療法などは当院の規模でもできることが多いので、17年目の現在は日々の仕事の多くがそういった内容です。

それでも、亡くなった子たちとその飼い主さんには、当院は十分なことをしてあげられただろうか、と自問自答することもあります。

飼い主さんは、私から見てもその動物に十分なことをしてあげられていたと思うことばかりなので、何が足りなかったということを考える必要はありませんよ、と話しすることは多いのですが・・・

究極的には、我々の仕事は、飼い主さんがその動物を円満に見送ることができるようにコーディネートできたかどうかが全てだとも思うのですが、そこに関してはおそらく我々も永遠に完全な答えにはたどり着かないでしょう。

それでも、日々コツコツとやっていくしかありません。

臨時休診のお知らせ

7月30日(水)定休日
7月31日(木)臨時休診

8月17日(日)定休日
8月18日(月)臨時休診
8月19日(火)臨時休診
8月20日(水)定休日
※8月17日~20日ペットホテルもお休みします。

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休診日 水曜日 日曜日 祝日
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月・火・木・金・土
9:00-12:00 14:30-17:45

七夕でした。臨時休診のお知らせ。




今年も恒例の、待合室にて七夕飾りしました。
今年は晴れましたね。

臨時休診のお知らせ

7月30日(水)定休日
7月31日(木)臨時休診

8月17日(日)定休日
8月18日(月)臨時休診
8月19日(火)臨時休診
8月20日(水)定休日
※8月17日~20日ペットホテルもお休みします。

以上どうぞよろしくお願いいたします。

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犬のワクチンと抗体検査のお話


我々が日常的な業務として行っている「ワクチン接種」。
なんだか「なんとなく」やっているようにも感じられるかもしれませんが、犬や猫のワクチンに関しては、指針いわゆるガイドラインというものがあります。

WSAVA(世界小動物獣医師会)が改訂しているガイドラインがあります。
 犬と猫のワクチネーションガイドライン
なかなか長いので我々でも全部読むのは労力がかかりますが・・・

それを踏まえて、ワクチンメーカーが日本の現状に合わせた資料も出ています。
WSAVAワクチンネーションガイドライン改定等による     ⽇本の状況変化と感染症対策の将来 

このガイドラインを大まかに言うと、犬のワクチンは生まれた年はスケジュールに則り確実に接種。高知のようなレプトスピラ発生の可能性がある地域は罹患する可能性がある生活のワンちゃんにはレプトスピラワクチンを毎年接種、それ以外のワクチン(ジステンパー、パルボ、アデノウイルスなど)に関しては生後26か月と52カ月の接種以降は3年に1回の推奨になっています。

改定前より接種スケジュールが煩雑になっており、このガイドラインに完全に則って行うことは現実的には難しいため、当地域の状況に合わせた接種計画にて行っています。

昔からと言いますか、従来の方法である成犬は年1回の追加接種で基本的には問題が生じていないため、基本的にはそれで今も継続しています。また、レプトスピラのような細菌性の疾患のワクチンはウイルス性のものよりも抗体の減少が早いと考えられるためやはり年1回接種しています。

しかしながら、ガイドラインを考慮して接種計画を再考すると、ジステンパー、パルボ、アデノウイルスに関しては接種間隔をあけ、レプトスピラは毎年、となります。
レプトスピラに関しては、感染リスクの高い生活のワンちゃんに接種を推奨しており、生活環境をお聞きした上で選択して頂いております。

ここで、当院の考えが入るのですが・・・





当院は、「ワクチチェック」という犬の抗体検査という院内検査を行っています。
ジステンパー、パルボ、アデノウィルスに関して抗体が十分量あるかどうかがその日にわかります。

何年前からかは忘れましたが、この抗体検査、はじめはワクチン接種により副反応が出る、ワクチン接種に不向きな病気の治療中であるなど、ワクチン接種を回避すべきワンちゃんに、まず抗体検査を行って十分抗体があればそもそもジステンパー、パルボ、アデノウィルスなどの接種は不要ということを証明できるため開始しました。

この検査を当院がしたほうがいいと判断したワンちゃん以外に、抗体検査を希望される方も出てきました。

そうして何年も抗体検査を行っているのですが、多くのワンちゃんはそれらの抗体はたしかに3年は十分あると実感します、が、なかにはそうでもない、抗体が落ちやすいワンちゃんもいるようで、ちょっとそのままガイドラインどおりにはいかないかな、ジステンパー、パルボ、アデノウィルスの接種を3年あけるのであれば、少なくとも抗体検査はしておいたほうが無難、というのが現時点での私の考えです。
これは当院の考え方であり、他の動物病院さんの考え方や方法を否定するものではありません。また、これらの考えは新しい知見が出た場合に変わることもあります。

抗体価が低い場合でも、ウイルスがいざ侵入してきたときに過去の免疫記憶によりスピードは落ちるものの抗体が産生されることは十分考えられますが、抗体価が十分ある「ウイルスへの兵隊がたくさんいて訓練されている状態」であるかどうかは非常に重要であると考えます。


レプトスピラも種類というか「株」があり、ワクチンでカバーできるものとできないものもあったりなど、

そもそもワクチンもその子の免疫の反応に効果は個人差がありますし、完全なものではなくできるだけ感染症を門前払いにしましょう、侵入してきても抗体が抵抗して発症しないようにしましょう、もし発症してもできるだけ軽症で済むようにしましょう、というものです。

その子その子にあった効果的な計画を立てることが最も大切なことだろう、と考えています。


余談ですが、私は自分の子供が生まれる前、風疹のワクチンを2回打ったのですが抗体価が16倍から上がりませんでした。
防御はできる最小限の抗体は作られた?といったところでした・・・・


※猫の院内抗体検査に関しては今のところ行っておりません。
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